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リレーアタックの手口と対処方法を知って車を守ろう!

スマートキーから発信されてる微弱な電波を悪用する犯罪が増えてるのですが、それは何でしょうか?

次の1~4のどれか考えて下さい。

1) ひき逃げ

2) 婦女暴行

3) 銃刀法違反

4) 最後まで読めば解る

   答 最後まで読めば解る

 

 

スマートキー付きの車が狙われる「リレーアタック」は、スマートキー付き車の利便性を逆手に悪用した車の盗難方法です。

カギをかけていても、その場にスマートキーが無くても車のエンジンをかけそのまま乗って盗まれるのが特徴。

今回はリレーアタックとはどういった手口なのかと、リレーアタックから車を守る方法をご紹介します。

手口を知った上でしっかりと対策をして、愛車を窃盗の悪の手から守りましょう。

 

スマートキーの車が狙われる?リレーアタックとは

リレーアタックとは、スマートキーから発されている電波を増幅させ、車にスマートキーが近くにあると誤認識させることで、ドアロックの解除からエンジン始動まで行う方法です。

スマートキーはポケットに入れたままでもドアロックの解除やエンジンの始動ができる、とても便利なキーですが、その便利さを悪用した窃盗の手口がリレーアタック。

車ごと盗難しないまでも、車上狙いのためにリレーアタックが悪用されることもあります。

 

年間5万件以上の車上荒らしが起きている

日本は安全な国と言われていたのは昔の話、2019年に発生した車の車上狙いは5万件を超え、車そのものが盗まれる盗難数は7,143件となっています。

1日130件以上の車上狙いが発生し、20台近くが車を盗まれる事態が今の日本の現状

 

車にこだわりを持っていたり、車好きな方は車への愛着も人一倍で人気の車種に乗っていることも多いでしょう。

残念ながら、人気のある車種は窃盗犯にとっても人気の車種です。もし愛車が盗難に遭ったら!

車の盗難の手口「リレーアタック」は、ほんのちょっと目を離したわずかな隙に犯行が行われることもあります。

リレーアタックはどのような方法で行われるのでしょうか。

 

近年増えつつあるリレーアタックの手口

リレーアタックとは、スマートキーの電波を特殊機器で中継して増幅し、その電波を使って車のドアを開けエンジンをかけて盗難する事。

 

これだけじゃ解りにくいでので、1つの手口を例としてみました。

一戸建ての住宅に住んでる方は、スマートキーの保管場所と車の駐車場が近い方は狙われやすくなるので注意が必要です。

例1 スマートキーを玄関に保管してるとして、駐車場が玄関前だったら、スマートキーと車の距離は2mも離れてないでしょう。
この場所なら、玄関に保管されてるスマートキーから微弱の電波を専用機器で送受信・増幅して、犯人がドアノブに触れるとドアロック解除されてエンジン始動可能になりますね。
持ち主が寝てる間に1人で盗めます。「朝起きたら鍵なはあるのにどうして車が無いんだ?」とならないように、鍵の保管場所を考え直す必要があります。
例2 車の持ち主がレストランなどで食事中に、犯人Aが隣席でスマートキーの電波を専用機器で受信・増幅して、持ち主の車近くに待機している犯人Bへ送信する。
犯人Bが受信確認後、車のドアノブに触れてドアロック解除できたら、エンジンかけて乗って行けますね。
スマートキーは常時微弱な電波を発信してるので、カバンやポケットに入れたままでもドアの施錠出来る便利さを悪用した方法。
外出時で車から離れる時はスマートキーの電波の発信を防がないといけないですね。

 

スマートキーの電波受信・増幅 中継(リレー)して車を盗む事をリレーアタックと言う。

 

悪質な盗難のリレーアタックを防ぐには

スマートキーの電波を遮断すれば良いだけですので自宅で箱型の遮断ケースに保管も盗難防止になりますね。


アマゾンでスマートキーの電波を遮断するキーケースを購入する。

お菓子入ってた丁度良い缶が無ければ、100金で売ってる缶を利用するも良いですね。

ブリキ缶が電波遮断に適しています。

万が一乗り込まれても、ハンドルロックや、エンジンスタートボタンの始動設定【長押しや、3回押す】とかできるキットも有りますよ。

 

そもそも車のスマートキーとは?

 

スマートキー 電池切れ

 

トヨタのスマートキー参照

スマートキーは鍵に付いてるボタンを押すことで、解錠・施錠出来るキーを言います。ポケットやカバンに入れてたままでも、車に近付く又はドアノブに触れるだけでドアが開きます。

ハンドル部の鍵穴に差し込まないで、エンジンスタートボタンを押すとエンジンがかかります。

 

トヨタのスマートキー メリット

ポケットに入っていれば、ドアの解錠・施錠が可能。

雨の日とかはドアノブに触れるだけで開く。

エンジン始動が楽

ブレーキボタン踏んでPOWERボタン押すだけでエンジン始動します。

うっかり閉め忘れ防止になる!

スマートキーで解錠後、約30秒ドア開けなければ再びロックされます。

インロック防止機能

車内にスマートキー置いてロックしようとすると警告音がなる。

スマートキーが電池切れ! エンジン始動方法と 電池交換の仕方

電池切れの詳しくは、上記から入れますので、ご覧下さい。

 

スマートキーの仕組みって?

スマートキーは、キーと車体の両方に、電波をやり取りする送受信機が内蔵されていて、その電波は暗号化された情報を送受信して、車とスマートキーが一致すると、ドアロック

が解除されたり、エンジンかけることが出来るのです。鍵と言うより車のドア開けるリモコンと思えば解りやすいとかと思います。

スマートキーの作動距離は1メートルと短いので過信しないようにと、その車専用キーですので、スマートキーで他の車のドアロックを解除することは出来ません。

 

キーで防御設定ができるスマートキーも

ディーラーで微弱電源オフ設定可能な場合もありますので問い合わせてみましょう。

但しスマートキーの利便性無くなり、ドアノブ触れただけで施錠されない可能性あります。

 

スマートキーの保管場所にも気を付ける

車から離れた場所に保管するか、電波を遮断する缶や、ポーチに保存する方法が望ましいですね。

アルミホイールに包むとか、冷蔵庫の中、しばらく乗らないなら電池を外しておく。

 

まとめ

車の盗難手段のリレーアタックについて見てみました結果、スマートキーの電波を遮断すれば、リレーアタック対策は可能になります。

電波を遮断するか、電波を止めるか、自分で決めて下さい。

リレーアタックの特徴はスマートキーを使わなくても車のドアの解除とエンジンスタートが行えてしまう点です。

スマートキーの便利さを逆に悪用した犯罪行為なので、しっかりと手口を理解し防犯に努め愛車を守りましょう!

盗難に遭ってからはGPSが内臓されていない限り、愛車の場所の特定は難しいでしょう。

そうならないためにも、転ばぬ先の杖として対策を行ってくださいね。