一家に1台当たり前の自家用車、レジャーや通勤用、車内で生活してる人、使用方法は人それぞれ。
しかし、便利さに頼りすぎてメンテナンスを怠ると悲劇は突然やって来る…
私の通勤で使用しているマイカーが、走行中に突然バッテリーランプ点灯した数分後にハンドルが重くなり水温系の針はHまで上昇。
エンジンはかかってますが、ブレーキペダルも重くなり終いには全ての警告灯が消えたので、これ以上走らせるのは危険と判断し、営業時間外だったレストランの駐車場に停めた時故障だと気付くのでした。
「会社にどうやって行こうか… 故障原因は何だ?・車をこのまま放置はまずい…ロードサービスに連絡しなくては…」
4つの事が思い着いたけど、どれを先にやれば良いのかわからず放心状態になってました。
故障すると気が動転して何をしたら良いか分からなくなりますが、落ち着いて行動とるとスムーズに事が進みますので、対処法を考えてみましたので、
参考にして頂けたらと存じます。
車が故障してしまった!そんな時は?
車は数多くの部品の集まりでできているので、車を走らせていると部品の破損などから故障につながることがあります。
車を走らせていて今まで聞こえなかった異音が聞こえ出したり、操作に違和感を感じたりしたらまずは安全な場所に車を停車させましょう。
そのまま走行する道路上で停車してしまうなどの危険もあります。
目次
まずは駐車場などの安全な位置に車を停車させる
異音とかしたまま走らせていたりすると、最悪のケースが道路上で動かなくなってしまうケースです。
今では数がだいぶ減りましたが、マニュアル車はクラッチのすり減りにより突然動かなくなることも。
クラッチはすり減ってくると動力がつながる位置がクラッチペダルの上の方になってくる(クラッチペダルを踏み込まなくてもよくなる)ので、そうなってきたら早めに点検かクラッチ交換を行いましょう。
車に異常を感じたらそのまま走り続けるのではなく駐車場など安全な場所に停車させ、車の販売店やロードサービスに連絡を取ってその後の対応の指示をもらうようにします。
車が移動できない場合は
道路上で車が動かなくなってしまった場合はまずハザードを点滅させます。
周りの車などの状況を見ながら身の安全を確保したうえで、発煙筒や三角板で自分の車が停まってしまっていることをしっかりとアピールしましょう。
もしエンジンなどから出火が確認されたら速やかに119番(消防署)に連絡を行います。
出火がない場合は加入している保険会社か車の販売店などに車引き取りの要請を出しましょう。
車引き取りで要請を出せる先は車の販売店の他にもいろいろあります。
ロードサービスに電話する前に用意する物は?
必ず、車を安全な場所に停めて、自分の車の止まっている場所の所在地の確認。
ロードサービスから車種確認するために、車の詳細を聞かれます。
内容は、所有者の名義・車長・車幅・車の高さ・車体総重量等。
車検証に書いてある事を答えるだけなので、手元に用意しておくとスムーズに話が進みますよ。
カーディーラーなど販売店に連絡する
車を買ったカーディーラーや販売店に連絡ができます。
車の症状を伝え自走が可能と判断された場合は販売店まで乗り付け、移動が困難な場合は積載車などの手配を行ってもらえます。
任意保険などに付与されているロードサービスに連絡をする
任意保険には保険のほかにロードサービスが付与されているサービスもあります。
ロードサービスが付いている保険の場合、保険会社に連絡を取り故障の旨を伝えましょう。
故障も事故なので自力走行不可能ならロードサービスが利用できます。
保険範囲内のロードサービス利用なら、次回の更新で保険料が上乗せされる事はありません。
JAFに連絡をする
一般的なロードサービスのJAF。
初回は初回費用と年会費を支払う必要がありますが、万が一に備えて加入しておくのも良いでしょう。
モータースポーツなどを楽しむ方はライセンスの取得に際しJAFの加入が条件となっているので、加入されていることと思います。
JAFに加入している場合、大抵の症状は無料で応急処置なり販売店への移動なりしてくれますが、連休や積雪直後などで事故や故障の車が多いと順番待ちで長時間待つことになることも。
車内のエマージェンシーコールを使う(付いている車のみ)
高級車を中心にエマージェンシーコールが付いている車があります。
エマージェンシーコールは万が一の事故やトラブルの際に車内にあるボタンを押すことで、サービスセンターのオペレーターにつながるシステム。
動けなくなった場合はエマージェンシーコールを利用するのも良いでしょう。
万が一事故の際も自動でセンターに伝わることになっていることも多く、事故を起こすとオペレーターより連絡が来ることもあります。
その際の呼びかけに応答できない場合、重大な事故として警察や消防などに連絡をしてくれることも。
ロードサービスが到着するまでにやっておく事
駐車してる場所が他人の敷地だったら挨拶に行く。
営業時間外のレストランの駐車場利用してる場合は、車内の解りやすい場所に自分の連絡先を書いておく。
自分で修理工場の手配をする。
できるだけ、ロードサービスと修理工場に故障内容を詳しく伝えるようにしましょう。
民間より高くなりますが自分が購入した(ディーラー)で修理しよう。
休日で修理工場が手配できない時は、ロードサービスが一時的に車を保管してくれますので安心して下さい。
但し、預ける日数で保険適応外になったり料金増しになるので要注意。
オーバーヒートになってたら
最近の車はベルト1本で、発電機や冷却装置、エアコンのコンプレッサーを作動させているのとても重要な役割です。
ベルトが切れてしまうとエンジンはかかってますが、エンジンが冷却されずにオーバーヒートを起こし、最悪の場合はエンジンが焼けてしまう事もあります。
エンジン焼けたら、もうエンジンはかかりませんので諦めるしかないです。
オーバーヒートになってしまうとエンジンルーム内の温度は高温となるため、バッテリーが膨張したりゴム製のラジエターホースが溶けたりするので、ボンネットを開けてエンジンを外気に触れさせて冷しましょう。
車は文句を言いませんが態度で表す正直者なのです。
万が一の故障や事故に備えて任意保険に加入し、ロードサービスの電話番号は車検証と同時に保管するか、携帯に登録しておきましょう。
乗り方次第で車の部品の劣化速度や状態も大きく変わってきます。
故障は日ごろから車に意識を向けて点検なりしていると、普段とは違った状態になっていた場合に気づくことができたりします。
ロードサービスが到着したら何か手伝うべきか?
基本は自分の車内で待機して手伝う必要ないですが、サイドブレーキ下げるとか簡単な事を頼まれる事が有るので協力しましょう。
到着してくれた安心感で色々問い合わせたい事があるでしょうが、作業が終わるまで邪魔しないように。
ロードサービスさんも人間
道路事情により予定到着時間に遅れる事もあるでしょうけど、そんな時は気持ちよく作業できるように無事到着してくれた事をお礼しましょう。
ロードサービスさんが車の牽引準備出来たら自分は置いて行かれるのか気になりますよね?これは、ロードサービスさんの判断になるのです。
保険契約内容で変わりますが、高速道路でしたら危険でなので置いて行かれる事は無いですけど、最寄りの出口で降ろされてしまう事もあるのです。
又は上から目線の態度だったり、キチガイな発言ばかりしていると、最短距離で降ろされるでしょう。
ロードサービスさんに感謝を表せば、移送先の通り道なら希望場所まで乗せてもらえる可能性が高いですよ。
業務終わったら必ずお礼の言葉を忘れないように。
修理工場へレッカーしてもらう前にもう1度確認しておく事は?
貴重品・愛用してる自前クッション・充電器・へそくり等は大丈夫ですか?
忘れやすい事項ですが、レッカー中のトラブル防止の為に車の傷や凹みの事前確認をしておきましょう。
スマートキーを渡し忘れないように。
そして最後に、ETCカード!!!
忘れる率が最も高いので要注意。
業務用の車でしたら、給油カード扱ってるでしょうし、忘れたら翌日の仕事に影響でますし、上司に厳重注意以上のアドバイスもらえるでしょうね。
車が故障した時の手順を簡単にしてみた。
①故障したら安全な場所に停める。
②通勤先、又は迎えに来てくれる人に連絡をする。
③ロードサービスに連絡すると、色々質問されたり、アドバイスしてくれるので指示に従う。
必ずどこの修理工場に持って行けば良いのか聞かれるので先に決めておくと良い。
④駐車した場所の地主さんと連絡とる。深夜でしたら、車内の見えやすい場所に連絡先を書いておく。
⑤ロードサービスの方が来たら立ち合い、作業完了したらサインして終了。
以上になりますが、ロードサービスの混雑具合で待ち時間変わりますが2時間くらいかかります。
ロードサービスは時間指定可能なのか?
単独で故障で停めれる場所確保できてるなら、ロードサービスが来るまで無理に待つ必要無いですよ。
電話した時間から3時間以上後なら予約出来るので、夕方に引き取りに来てもらうよう予約するのも有り。
そうすれば通勤も可能になり、修理工場探す時間も取れるから、夕方に立ち会うのも1つの手段ですね。
メンテナンスを怠らない
私の故障はエンジンのベルトが切れてしまったことが原因でした。
ファンベルトは10年もしくは10万㎞は大丈夫と言われますが、住んでる気候と乗り方次第で劣化速度が変わります。
私は走行距離が86,000キロで切れましたので、5年または5万キロでの点検・交換をお薦めします。
最近では盗難車が増えてリレーアタックと言う盗難方法もあるので、車の近くにスマートキーを置いてると盗まれる事もあります。
詳しくはこちら
これからも安全運転で、スマートキーを抜くまで気を抜かないようにしましょう。
ここまで読んでくれた皆様ありがとうございました。