関東圏のドライブと気になるスポット散策

大黒 PA ドライブレコーダー に写る景色

横浜夜景

都会の夜景をドライブレコーダー(ドラレコ)に収めてみようと思い、横浜の首都高速道路をドライブ。ビルの明かりなどがどのようにしてドラレコに映っているのか気になり、夜の時間を選んでのドライブとなりました。

今回走行したルート付近は、横浜駅やランドマークタワーも見える 横浜の夜景が綺麗なスポット観光地も多く集まるエリア

 

ドライブで走ったコースに沿ってそれぞれスポット別に見ていきしょう。  

 

三ツ沢線~大黒パーキングまで夜の横浜をドライブ

 

 

大黒PAから三ツ沢方面のドラレコ目線です。

 

ドラレコの撮影は大黒PAからスタート。昼間や休日の大黒PAは時に駐車できないくらい多くの車でごったがえしていますが、平日の夜は車が点在しているものの、そこまで多くはありませんでした

週末や休日は特に多くの車やバイクが集う大黒PA

 

大黒PAは大黒埠頭(ふとう) にあります。

大黒PAは首都高速道路の湾岸線と、神奈川5号大黒線(路線番号:K5)が交わる大黒ジャンクションに併設されているパーキングエリア。

駐車スペースのほかにも飲食スペースや宝くじ売り場などの施設があるので、ここで食事を取ることもできます。

 

大黒埠頭

 

週末や休日は、車やバイク乗りが数多く集まり、同じようなジャンルの車やバイクが集う場所としてもよく利用されています。

運が良ければフェラーリなどのスーパーカー集団や旧車の集まりなど、普段あまりお目にかかれない車 が見れるかも!?  

 

平日の仕事の合間に大黒PAで休憩をすることもありますが、そのときでもたまにフェラーリなどを見かけます。

別にさ、さぼっている訳ではありませんよ~・・・  

 

大黒PAにある施設 EV充電スタンドあり・トイレや売店など

 

トイレ施設: 男性用、女性用(それぞれキッズ用併設)、車いすなど多目的用

EV充電スタンド (24時間営業)点検のため、一時的にサービス停止もあります。

(EV = 電気自動車 Electric Vehicleの略)

 

大黒PA その他の施設

 

1F 軽食、売店(営業時間:7時~21時)、宝くじ売り場(9時~17時)

2F レストラン、牛丼チェーンの吉野屋2019年7月末で閉店

ベイサイドテラス二番館 ローソン大黒PA店(24時間営業)

 

1F軽食コーナーではラーメンやそばなどの麺類が中心で、大黒つけ麺(850円)が1番人気。ガッツリ食べたい方は、麺が2倍の特盛(1,050円)もあります。  

 

大黒PAは週末の夜間封鎖されることも!利用予定の際はご注意

 

特に週末や休日前に多くの車が集まる大黒PAですが、 残念なことに 利用者の状況によっては 一定時間の閉鎖となることがあります。  

長時間に渡って駐車場でたむろする車が増えると、他の施設を利用しに来た方が駐車に困ったりして、大黒PAを利用しづらい環境になることにも。

そのような場合に、PAにいる全ての車やバイクを移動させ一定時間閉鎖とすることで、施設の利用を円滑にするということもあります。  

 

一時期閉鎖となった場合でも、トイレやEV車用の充電施設は利用が出来ます。

 

他にも道路補修や施設改修など工事のため、大黒PAが閉鎖されることもあります

施設や閉鎖の情報は、大黒パーキングエリア情報 でも確認できます。
(首都高サービスエリアのサイトへ 別ウインドウで開きます)  

 

車は大黒PAを出て本牧ふ頭方面に。少し走らせるとまず見えてくるのが横浜ベイブリッジ。

 

 

道路が2層構造になった巨大なつり橋ベイブリッジ

ベイブリッジ

 

ベイブリッジの全長は860mで、塔の先端からワイヤーが伸び橋を支える斜張橋(しゃちょうきょう)です。大きな観覧車(コスモクロック21)がある みなとみらいと同じくらい、横浜の海と言えばベイブリッジが思い浮かぶ人も多いのでは。  

 

ベイブリッジの上層部は首都高速道路、(制限速度は80Km/h)、 下層部は国道357号線と2段通行ができる構造になっています。下層部は国道とはいえ、横断のための歩行や排気量125cc以下の2輪は通行不可 となっています。  

 

何のためにベイブリッジが作られたのか

 

ベイブリッジは国際港でもある横浜港を、より利便性の高い港として機能させるため、本牧ふ頭と大黒ふ頭を結ぶ交通の要衝(ようしょう)として建設されました。

要衝・・・交通や軍事などで重要な地点

 

青い光が美しいベイブリッジのライトアップは時間が決まっている

 

ベイブリッジのライトアップは日没から日が変わる24時までですが、毎時間20分~30分と、50分~00分までの各10分ずつと、常にライトアップしているわけではありません。通行時にライトアップしていたら運がいいのかも!?  

 

大型客船が間近に見れる?特定日にはスカイウォーク解放

 

ベイブリッジの大黒ふ頭側に、歩いて展望が楽しめる「横浜スカイウオーク」があります。

大黒ふ頭に客船が停泊や通過する土日祝日のみ無料で開放され、間近で大型客船の雄姿が見れる人気のスポット。

 

休日であっても大型船が入港して来ない日は、横浜スカイウオークの解放がないので注意が必要です。

 

 

ベイブリッジを渡っていると、本牧ふ頭側に大きな工業地帯が見えてきました。

 

本牧ふ頭はクルーズ船からも夜景を楽しめる工場夜景スポット

 

工場夜景とは・・・工場や倉庫が数多く集まるエリアの夜景を、見たり写真撮影したりして楽しむこと。神奈川県は川崎や横浜港付近が有名。

神奈川県は京浜工業地帯の一角を担い、工場が数多く集まるエリアも沢山あります。

工場夜景の始まりは川崎 の工業地帯で、そこから全国へと工場夜景ブームが波及していきました。

川崎は工場夜景のメッカとも言われるエリアなので、神奈川の工場夜景と言えば川崎のイメージが強いですが、本牧ふ頭も隠れた人気のスポットです。  

 

クルーズ船に乗って海から工場夜景を楽しめるツアーも

 

横浜や川崎は海に面した港湾地域に工業地帯があるので、クルーズ船に乗って海から工場夜景を楽しむ工場夜景クルーズも人気 です。陸からとはまた違った視点で夜景が見れるので、印象深い思い出となる事でしょう。

クルーズツアーは所要時間が 90分ほど、費用は大人(中学生以上)で 4,800円、小学生で 2,300円(2019年 7月末現在)が平均的なツアー料金となっています。

事前に予約が必要となっていますので、本牧ふ頭の工場夜景を海から楽しみたい方、内容が気になる方は 京浜フェリーボート株式会社のサイト へ。  

 

 

ベイブリッジを渡り、本牧ふ頭に近づいてくると間もなく右手に青く光る横浜マリンタワーが見えてきました。さらにその奥にランドマークタワーも見え隠れしています。

 

かつては日本一の高さの灯台 横浜マリンタワー

マリンタワー

 

横浜港の開港100周年を記念して建設された横浜マリンタワーは、高さ106mで 横浜港のシンボルとなっています。1961年の開業当時は日本一の高さの灯台でした。

舘ひろし氏と柴田恭兵氏が横浜を舞台に走り回る「あぶない刑事(でか)」でも度々出て来るマリンタワー。長らく横浜港の灯台として往来する船の安全を見守ってきましたが、2008年を最後に灯台としての役目を終え、横浜の観光名所として親しまれています。

あぶない刑事で出てくる頃はまだ灯台として活躍していたんですね。

 

マリンタワーは2022年まで改修工事のため全館一時休館

 

  横浜港のシンボル、マリンタワーですが

2019年の 3月31日から 2022年 3月31日まで全面改修のため休館となります。

工事を終え、2022年の 4月以降にリニューアル開業予定となっています。  

 

 

横浜マリンタワーの向こうに見え隠れしていたのが、みなとみらいにある超高層ビルのランドマークタワー。本牧ふ頭からしばらく車を走らせると、ランドマークタワーが頭上にあるかのような位置に。

 

ランドマークタワーは飛行機の影響で高さ300mを断念?

ランドマークタワー

 

  横浜ランドマークタワーは 1993年 7月16日に開業された、高さ296.33mの超高層ビル。 竣工された当時から長らく日本一の高さをほこるビル として君臨していましたが、2012年に大阪の阿倍野区に竣工されたあべのハルカスが高さ300mとなり、日本一の座を奪われました。

建物の高さでは東京タワーより低いものの、展望台の高さは273mの位置 にあり、東京タワーの特別展望台(現在ではトップデッキと呼ばれる)の250mよりも高い位置にあります。

 

場所が違えば300m超えてた?ランドマークタワーの高さ制限

 

ランドマークタワーは高さ300mでの建設計画でしたが、羽田空港の航路の関係で最終的に296.33mとなりました。それでも当時の日本で一番の高さでしたが、立地が違っていたら日本初の300mクラスのビルディングとなっていたことでしょう。

 

ランドマークタワーを抜いて高さ日本一のビルとなったあべのハルカスも、建設当初は航空法の問題があり、高さ270mでの建設が計画されていました。しかし、建設途中で航空法の高さ制限が撤廃され、現在の300mでの建設が可能となりました。

航空法の制限が変わっていなかったら、今も横浜ランドマークタワーが日本一の高層ビルとなっていたことでしょう。

 

ランドマークタワー

 

こんなビル一生に一度でいいから所有してみたい!そう思いません??  

 

・・・思わないか・・・。  

 

ちなみに横浜ランドマークタワーの保有者は三菱地所。 2019年現在 、すでに竣工から26年ほどの歳月が流れていますが、今でも古さを感じさせないたたずまいですね!  

 

ちょっと脱線!2027年東京に日本一のビルが完成予定!?

 

2019年時で日本一の高さのビルはあべのハルカスで300mですが、 JR東京駅前の再開発でもある「常盤橋(ときわばし) プロジェクト」で 2027年 竣工予定のビルが高さ390mを予定。日本一の座が変わりそう。

しかし、その前の 2023年に虎ノ門・麻布台地区に高さ 325.24mの超高速ビルが建つ予定で建設されると日本一の高さに。2027年に常盤橋のビルが建つまで、 4年ほどは日本一の高さのビルとなりそうです。  

 

 

 

ランドマークタワー辺りのエリアがみなとみらい。横浜の都心として、様々な建物が所狭しと立ち並んでいます。

 

横浜の都心エリアみなとみらい付近

みなとみらい

 

ランドマークタワーのあたりが横浜の都心とも言われるみなとみらい。みなとみらいを目指すにはランドマークタワーを目標に行くといいかも知れませんね。

ランドマークタワーのある中央地区から、運河を挟んだ対岸の場所は新港地区と呼ばれる地域。新港地区には、有名な大観覧車のコスモクロック21があるコスモワールドや、横浜の人気の観光スポット「カップヌードルミュージアム」、赤レンガ倉庫などがあります。    

 

赤レンガ倉庫

赤レンガ倉庫もあぶない刑事で出てきましたね。

今の横浜を知っている方はあぶない刑事を見ると変化が分かるかも!

 

 

みなとみらい地区まで来ると、間もなく横浜駅が見えてきます。

日本で最も歴史ある駅の1つ横浜駅

 

横浜駅は日本で初めて鉄道が走った際に開業した、日本で最も古い駅の1駅。品川駅から横浜駅間に日本で最初に鉄道路線が敷かれ、 1872年に開通しました。

JR横浜駅は 1日の平均乗車人数が 423,651 人(2018年)と、東京駅に次いで全国で4番目に乗車人数の多い駅です。(全国最多が新宿駅) 参照: JR東日本 各駅の乗車人数

 

横浜駅西口を通過し三ッ沢方面へと抜け、南軽井沢トンネルを抜けました。今回のドラレコ動画はここまでとなりますが、水曜日の20時過ぎで道路も空いていたので、ストレスなく夜景を楽しみながらドライブすることができました。

 

思っていた以上に鮮明に映っていた夜景

走行して動画を確認してみると、しっかり夜景が映っていたので今度は別のルートを走って撮影してこようと思います。

昼間は渋滞している横浜中心地でも夜間ではスムーズに走れました。景色としての撮影は昼間がいいですが、しかし渋滞に次ぐ渋滞で動画にならない気も・・・

 

今回は横浜の首都高速の夜景でした~

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